ORIENTAL LOUNGE EVEに行ってみた

俺は相席屋に行きたくてしょうがなかった。
相席屋に行かないと具合が悪くなってくる。気づけばそんな体質になっていた。
でも、相席屋は一人でいけないお店なんだ。相席屋にいつも一緒に行ってた俺の友達は、その相席屋繋がりで彼女が出来てからめっきり一緒に行ってくれなくなった。なんて誠実なガイなんだ。
 
そんな折に、ライター竹花から相席バーORIENTAL LOUNGE EVEというお店を教えてもらった。
ここは一人でも入れる相席バーらしい。 
そんな夢のようなお店があるなら試しに行ってみよう、ということで新宿店に訪問した。
 
今回はそのレポートをしようと思う。
ORIENTAL LOUNGE EVEとは
 
簡単に言えば、男女が出会うためのバーである。
女性は基本無料で飲み放題、男性は有料飲み放題で、女性と相席になる前となった後で時間あたりの金額が異なっている。
相席屋との比較記事を書いたので、詳細はそちらを参考にして欲しい。
 

お店に入るまでが実は一番ハードル高い

ORIENTAL LOUNGE EVE SHINJUKUは、歌舞伎町にある。
しかも、最も風俗の呼び込みや怪しい店が多いゾーンだ。
初めてくる人は、この雰囲気でもう入店を躊躇してしまうかもしれない。
 
ただ、入ってしまえばちゃんとしたお店。ぼったくりの心配もなし。
とにかく呼び込みがエゲツないので、ここまで来て入店を悩むくらいならすぐ入った方がいい。
 

入ったらまずカウンターへ

入り口の豪華さに戸惑ってたら、カウンターのお姉さんに「初めての方ですか?」と聞かれた。
お姉さん、めっちゃ可愛い。相席屋もそうだけど、店員さんが可愛いことが多いんだよな。
お姉さんから簡単にお店の説明を受け、店の奥へと案内された。
 

まずは一人で飲む

相席屋と違うのは、男女比が偏っていても、いきなり相席にならないことだった。
webで人数を確認することができ、女性の方が男性より2倍近く多かったのだ。
 
まず最初に通されたのは、バーカウンターの席。ここで最初の一杯目を注文する。
こういった形態の居酒屋では珍しく、お酒の種類が多く、まともなお酒もある。俺はとりあえずタブレットでジントニックを注文。
 
注文はタブレット端末で。
 
隣の席に40過ぎくらいのおじさんがいた。ずっとスマホでパワプロをやっている。
おじさんの生態系が気になったのでよっぽど話しかけようかと思ったが、ここは相席バー。
同性から話しかけられても一切嬉しくないだろうと思って、自重しておいた。
 
そうして一杯目を飲んでる間に、となりのおじさんのところに店員が来る。
「20代前半の若い女の子二人組の席と、もう少し年行った女性の方二人組の席が空いてますが、どうしますか??」
 
するとおじさん、一人はいないのかあと呟いたあと、
「年が上の方の席でもいいですか?」
と。
 
これは意外だった。
おじさんは例外なく若い子が好きなんだと思ってたけど、どうやらそうじゃないらしい。
 
ひょっとすると、年が離れすぎてると話が合わないと思ったのかもしれない。

店員と仲良くなるべし

更に時間が経つと、俺のところにも店員が来た。
肌が黒く、ソウルシンガーみたいな顔だ。ここでは便宜上ジェロと呼ぶ。
 
「ちょっと一人でいらっしゃるお客様が少なく、年齢が上の方ならすぐご相席できるんですが、どうしますか??」
 
良かった、ジェロは日本語が喋れるらしい。
年齢が上の方、ということで店内を見渡すと、一人で飲んでいる40過ぎくらいの女性を発見。
悩みつつも、初めてくるんですよねー、と言うと、年上のお姉さんに可愛がられるのも楽しいと思いますよ、と言う。
なるほど、それはそれで楽しそうだけど、まずは自分と年が近い人と飲んでみたかったので、もうちょっと待ちますと告げる。
 
この時点でピンときたけど、ある程度相席したい相手の希望が通るので、相席屋よりも店員との交渉が大事な店だと確信した。
 
とりあえず、ジェロの年齢を聞くと、27歳ですと答えてくれ、自分は29なんですよー、と言うと、姉と一緒ですねーなんて他愛のない話に。
 
相席の相手が二人組でも大丈夫ですか?と聞かれたので、全く問題ないですよ!と言うと、「今日初めてなのにお兄さん持ってますね〜」と上腕をポンポンと叩くポーズをされた。
なら、今ちょうど空いた20代の女の子二人組の席に案内しますね、と言われたので、ついて行くことに。
 

地雷遭遇

通されたのはソファ席で、既に女の子が一人だけ座っていた。
「こんにちは、隣いいですか??」
と言うと、ほぼ目を合わせず、スマホをいじりながら、
「・・・はい。」
とだけ答える。
 
正直、びっくりしたよ。
今まで20回以上相席屋行った中でも、こんな塩対応は初めてだったから。
しかも、可愛い女の子に塩対応されるならまだいいじゃん?
でも、こいつマジでブスなのよ。
もう一人はどうしたの?と聞くと、お手洗いです、とスマホから視線を逸らさずに言う。
こいつはとんでもないハズレに当たったなと思い、さっきのジェロに目で訴える。
ジェロは離れたところで忙しそうにしてて、ちゃんと意図が伝わったかよく分からなかった。
 
諦めても良かったんだけど、その友達との関係とか、今日なにしてたのーなど聞いた。やっぱり素っ気ない返事しか返ってこない。
そうこうしてる間にもう一人が帰ってきて、「あ、こんにちはー」と挨拶してくれた。
正直、この子も特に可愛くなかった。
でも、目を見て会話ができる。それだけで救われた気持ちになった。
 
その子と少し話をしていると、塩対応の女が、「そろそろいくー?」と言い出す。
どうやら、もう帰りたかったらしい。
本当に嬉しかった。さっさと帰れブス。
そう思いつつも、もう一人の女の子に、
「もういっちゃうの!?君と別れちゃうのは、ほんとに寂しいっ!短い間だったけど、ほんとに楽しかった!!」
と劇団員風に伝えると、笑いながら
「そのセリフ、絶対用意してましたよね??」と返された。
分かってるならその連れのブスをどうにかしろ。
 
そうして二人が帰ったあと、なんとか元を取ってやろうと、大量に残っていた二人の飯を全て平らげた。
スパゲティは、レンチンお願いして食った。レンチンを頼んだ時女性店員が、
「えっと、かまいませんが、女性様が残されたご飯を食べることになりますがよろしいでしょうか?」
と聞いてきた。若干顔が引きつってたけどなんの問題もない。
 

ジェロはちゃんと見ていた

その後トイレに行くと、ジェロが続けて入ってきた。
「あ、さっきの!!」
なんて偶然を装ってきたけど、こいつはちゃんと狙って来てくれたと思う。
ここはトイレで無礼講だと思い、さっきのブスについての不満をぶちまけた。
すると、「ほんと申し訳ないです! 次はちゃんとした子たちのとこつけます!ホント性格よさそうな子がいたんで~」と言う。
半信半疑だったけど、「えー、ほんとお願いしますよー」とか言ってトイレから出た。
 

ジェロはほんとに良い子たちをつけてくれた

次に案内された席では、女の子は俺を見るなり
「あ、どうも~、よろしくお願いします~!」とあいさつしてくれた。
さっきの女の子たちの対応と全く違ったし、何よりこっちの女の子たちは可愛い。
ジェロ、ありがとう。
その女の子たちは27歳だった。
 
それからは今日何してたかとか、仕事の話とか、恋愛の話などをして盛り上がった。
今俺は俗にいう無職というやつなんだけど、仕事は前職のSEをまだやってるということにして話すと、かなり食いついてくる。
もしIT系企業に勤めてるなら、自分が末端プログラマーだったとしても、システムエンジニアやプロジェクトマネージャーをやってることにして話すのがいいと思う。
どうせ分からないし。
 
1時間くらい話して、自分は次の予定があったので退店。
最後にカウンターの女の子に、「お姉さんと相席したいです!」と言うと、「明日も私いるので、来てくださいね!」と言われる。
さすがの営業力だ。
 
次は、あえて年上のお姉さんと相席して、どんなふうに可愛がってもらえるのかを試したい。